FXとは?わかりやすく一言で説明すると…
FX(Foreign Exchange)は「外国為替証拠金取引」の略で、
簡単に言うと、異なる国の通貨を売買して利益を出す取引のことです。
たとえば「1ドル=150円のときにドルを買い、155円のときに売る」ことで、その差額で利益が出ます。
株のように企業に投資するのではなく、通貨(お金そのもの)を売買するのがFXの特徴です。
為替(かわせ)って何?通貨ペアの仕組みを理解しよう
為替とは、簡単に言えば「お金とお金の交換レート」のこと。
FXでは「通貨ペア」と呼ばれる2つの国の通貨の組み合わせを取引します。
たとえば【ドル/円(USD/JPY)】なら、
「ドルを買って円を売る」または「ドルを売って円を買う」ことで利益を狙います。
取引画面には「買値(Bid)」と「売値(Ask)」が表示され、
この差=スプレッドが実質的な取引コストになります。
FXで利益が出る仕組み【売買の基本】
FXでは「安く買って、高く売る(またはその逆)」ことで利益を出します。
株と違って、「売りから入る(ショート)」ことができるのも大きな特徴です。
- 円高=円の価値が上がる(例:1ドル120円 → 110円)
- 円安=円の価値が下がる(例:1ドル110円 → 120円)
たとえば、円安になりそうだと予想したときに「ドルを買う(ロング)」
逆に、円高になりそうなら「ドルを売る(ショート)」という取引ができます。
つまり、相場が上がっても下がっても利益を狙えるのがFXの魅力です。
FXと他の投資(株・仮想通貨)との違い
比較項目 | FX | 株 | 仮想通貨 |
---|---|---|---|
取引時間 | 24時間(平日) | 平日9:00〜15:00 | 24時間365日 |
少額取引 | ○(1,000通貨〜OK) | △(単元株は高め) | ○ |
レバレッジ | 最大10倍(国内) | なし | あり(取引所による) |
情報量・ニュース | 多い | 多い | 新興市場なので不安定 |
FXは、株よりも少額から始められて、仮想通貨よりも情報が整っているという立ち位置です。
初心者には「わかりやすい市場」と言えるかもしれません。
FXをやる上で知っておきたい基礎用語
いきなり全部を覚える必要はありませんが、以下の用語は最低限知っておくと◎:
- スプレッド:買値と売値の差。これが実質的な手数料。
- レバレッジ:少ない資金で大きな金額を動かす仕組み。国内は最大10倍まで。
- 証拠金:取引に必要な最低資金。レバレッジと関係する。
- ロング・ショート:買いポジション=ロング、売り=ショート。
- pips(ピップス):為替レートの変動単位。利益計算に使う。
当サイトでもこれらの用語を、別の記事で詳しく解説していきます!
まとめ:FXの仕組みがわかれば、第一歩が踏み出せる!
FXは「難しそう」と感じられがちですが、
仕組みをシンプルに捉えると“通貨の売り買い”という非常に直感的な取引です。
値段が上がると思えば買い、下がると思えば売る。
この基本が理解できれば、すでにFX初心者を卒業する準備が整っています。
次回の記事では、「自分に合った取引スタイルをどう選ぶか?」をテーマにお届けします!
>>【③ FXはじめの一歩:初心者におすすめの取引スタイルは?】につづく
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