FXはじめの一歩:②FXってそもそも何?どんな仕組み?

FXはじめの一歩

FXとは?わかりやすく一言で説明すると…

FX(Foreign Exchange)は「外国為替証拠金取引」の略で、
簡単に言うと、異なる国の通貨を売買して利益を出す取引のことです。

たとえば「1ドル=150円のときにドルを買い、155円のときに売る」ことで、その差額で利益が出ます。
株のように企業に投資するのではなく、通貨(お金そのもの)を売買するのがFXの特徴です。


為替(かわせ)って何?通貨ペアの仕組みを理解しよう

為替とは、簡単に言えば「お金とお金の交換レート」のこと。
FXでは「通貨ペア」と呼ばれる2つの国の通貨の組み合わせを取引します。

たとえば【ドル/円(USD/JPY)】なら、
「ドルを買って円を売る」または「ドルを売って円を買う」ことで利益を狙います。

取引画面には「買値(Bid)」と「売値(Ask)」が表示され、
この差=スプレッドが実質的な取引コストになります。


FXで利益が出る仕組み【売買の基本】

FXでは「安く買って、高く売る(またはその逆)」ことで利益を出します。
株と違って、「売りから入る(ショート)」ことができるのも大きな特徴です。

  • 円高=円の価値が上がる(例:1ドル120円 → 110円)
  • 円安=円の価値が下がる(例:1ドル110円 → 120円)

たとえば、円安になりそうだと予想したときに「ドルを買う(ロング)」
逆に、円高になりそうなら「ドルを売る(ショート)」という取引ができます。

つまり、相場が上がっても下がっても利益を狙えるのがFXの魅力です。


FXと他の投資(株・仮想通貨)との違い

比較項目FX仮想通貨
取引時間24時間(平日)平日9:00〜15:0024時間365日
少額取引○(1,000通貨〜OK)△(単元株は高め)
レバレッジ最大10倍(国内)なしあり(取引所による)
情報量・ニュース多い多い新興市場なので不安定

FXは、株よりも少額から始められて、仮想通貨よりも情報が整っているという立ち位置です。
初心者には「わかりやすい市場」と言えるかもしれません。


FXをやる上で知っておきたい基礎用語

いきなり全部を覚える必要はありませんが、以下の用語は最低限知っておくと◎:

  • スプレッド:買値と売値の差。これが実質的な手数料。
  • レバレッジ:少ない資金で大きな金額を動かす仕組み。国内は最大10倍まで。
  • 証拠金:取引に必要な最低資金。レバレッジと関係する。
  • ロング・ショート:買いポジション=ロング、売り=ショート。
  • pips(ピップス):為替レートの変動単位。利益計算に使う。

当サイトでもこれらの用語を、別の記事で詳しく解説していきます!


まとめ:FXの仕組みがわかれば、第一歩が踏み出せる!

FXは「難しそう」と感じられがちですが、
仕組みをシンプルに捉えると“通貨の売り買い”という非常に直感的な取引です。

値段が上がると思えば買い、下がると思えば売る。
この基本が理解できれば、すでにFX初心者を卒業する準備が整っています。

次回の記事では、「自分に合った取引スタイルをどう選ぶか?」をテーマにお届けします!


>>【③ FXはじめの一歩:初心者におすすめの取引スタイルは?】につづく

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